トレンドNEWS@速報

最新・流行を中心とした話題性をまとめたブログです。 エンタメ・芸能情報を多く配信していきたいです(^_-)-☆


    【チクショー!】小梅太夫ツイッター、サードパーティがどんどん増えてカオスに!
    秒刊SUNDAY


    一時期お笑い番組で度々登場しておりました「小梅太夫」ですが、最近はテレビではほとんど見かけなくなりました。ついに消えたか・・・と思いきや、実は消えておりません。地道な営業活動のほか、なんとツイッターでは相変わらずの「ちくしょー」をつぶやいており、とんでもない人気を博しております。そして更に進化しております。

    暑いので冷房にあたっていたら~、

    体が凍結してました~。

    カチコチクショー!! #まいにちチクショー

    — コウメ太夫 (@dayukoume) 2017年7月15日

    こちら、小梅太夫さんのツイッターアカウントです。6万ほどのフォロアーがいるという人気ぶりではありますが、内容としては「#まいにちチクショー」ということで、彼のネタがツイッター上でつぶやかれるというものです。チクショーネタは、ある意味あるあるネタをちょっと「寒く」したもので、日常にありふれた光景であり、ツイッターとの親和性も確かに高いのです。

    ということで、本人の人気も上乗せされ、毎回チクショーネタをつぶやくだけで100RT以上を稼ぐ人気ぶりです。

    しかし、このチクショーネタの面白さはここからです。このネタに多くの評論や指摘が入り、その指摘のほうが面白いということで、以前話題となりましたが、更にこのネタに便乗したアカウントが量産。指摘をするだけでなく、わざわざ翻訳をするという、ますます目的が意味不明なものになっていっているのです。

    暑いのでコウメの寒いギャグを見ていたら~、

    涼みを通り越して凍結してました~。

    カチコチクショー!! #まいにちチクショー

    — まいにちチクショー手直しくん (@maichiku_01) 2017年7月15日

    指摘をするチクショー手直し君。

    このツイート

    — まいにちチクショーアンケートくん (@KoumeEnquete) 2017年7月15日

    アンケートを取るチクショーアンケートくん

    ワシも間も無く人体冷凍保存されるところじゃ…
    解凍されたらまたここに来るぞい

    — 40年後のコウメ太夫 (@ogichiki954) 2017年7月15日

    40年後のアカウント

    カチコチクショーとはいいですね~
    完成度さえ高ければ派生もありな気がしてきました。
    でもコウメさんの体が凍結したからと言って面白くはありませんよ。

    — まいにちチクショー批評家くん (@hihyoukakun) 2017年7月15日

    評論をするアカウント

    因為我很熱,我開冷気~,

    就上凍我的身体喔~。

    可惡!!#每天可惡#一日一善一まいチク

    — まいチク中国語(繁体字)に翻訳くん (@koumechinese) 2017年7月15日

    中国語に変換してくれるアカウント

    pic.twitter.com/CJEP2Hi8Zb

    — まいチク象形文字に変換くん (@Maichikusyokei) 2017年7月15日

    象形文字に変換してくれるアカウント

    よく凍結したのにツイートできたね。寒い寒い冷房の中で更に寒いツイートをして全国の涼んでるチクシスト達が凍え死んだらどうしてくれるの?いい加減暖かくなる事呟こうな~!米やこ知らん

    — 米太夫 (@Honyakumaichi) 2017年7月15日

    何故、小梅氏は凍結するまで冷房に当たったのか。プロタゴラスはかつて「人間は万物の尺度である」と述べ、暑さ等の感覚的概念について、我々の個々の知覚こそが尺度となり、真理となるのだと指摘した。小梅氏は極度の暑がりだった為、絶対零度すら暑く感じたのだ。相対主義思想の影響が見られる一作。

    — 哲学者コウ・メダユー (@koume_philo) 2017年7月15日

    指摘をするならまだしも、変換することで一体誰が読むのかという疑問は多いわけですが、小梅太夫のアカウントに様々なオプションがつくことで、もはや彼の一言が壮大なソースとなり、それを元に様々なコンテンツが生み出されているわけです。

    もはや今や「まいにちチクショー」は一つの大きな「ジャンル」を生み出しているのかもしれません。
    チクショー!

    (秒刊サンデー:たまちゃん)

    画像が見られない場合はこちら


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【【チクショー!】小梅太夫ツイッター、サードパーティがどんどん増えてカオスに!】の続きを読む


    日本では過去最高の注文数を記録したという「プライムデー2017」。しかし裏では……
    ねとらぼ

     6月末ごろからネット上で騒がれるようになった、Amazon.co.jpの「デリバリープロバイダ」問題。当日お急ぎ便などが指定日に届かず、また多くのケースで配送業者が「デリバリープロバイダ(※Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称)」になっていたことから、ネット上ではこの「デリバリープロバイダ」が配送遅延の原因なのでは――と推測する声が多くあがっていました。

    【画像:「不在のため持ち帰りました」と言われても……】

     アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は10日の会見で、「配送遅延は実際に発生していたが、現在は解消した」と語りましたが、利用者からは依然として「荷物が届かない」といった声があがっている状態です。果たして「デリバリープロバイダ問題」とは何なのか、なぜ配送遅延は起こるのか――。実際に現場で働くスタッフに取材したところ、想像以上に過酷な実情が浮かび上がってきました。

    デリバリープロバイダ勤務、Aさんの声 「遅延が出るのは当たり前の環境」

     最初に話を聞いたのは、実際にデリバリープロバイダで配送業務に携わっているというAさん(仮名)。勤務場所は関東にある配送拠点(デリバリーステーション)の1つで、主に配車や仕分けなどを担当しているとのこと。また、人手が足りない時にはドライバーとして自ら配送を行うこともあるそうです。

    ―― 最近になって注目を集めていますが、「デリバリープロバイダ」というのは以前からあった仕組みなのでしょうか。

    Aさん:私が所属する会社は比較的最近参入したのですが、仕組み自体は以前からあったと認識しています。ただ以前は荷量が今ほど多くはなかったので、あまり問題にならなかったのだと思います。

    ―― そもそもデリバリープロバイダとは何なのでしょう?

    Aさん:簡単に言えば、地域限定の配送業者の集合体です。ヤマト運輸や佐川急便といった大手だけではカバーしきれない配送を、地域の配送業者が請け負うシステムだったのですが、大手企業の撤退などがあり、当日配送が手薄になったことで、デリバリープロバイダによる配送が一気に増えました。

    ―― Amazonのサイトによると、TMG、SBS即配サポート、札幌通運、ファイズ、丸和運輸機関の5社がデリバリープロバイダとされていますが、実際はこの5社以外にもあるのでしょうか。

    Aさん:デリバリープロバイダと呼ばれているのはこの5社ですが、この5社がさらに小さな地域の運送会社をまとめている形です。

    ―― ネット上では、配送の遅延や再配達依頼ができないといった声が多数見られましたが、こうしたトラブルは実際に起こっているのでしょうか。

    Aさん:日常茶飯事です。弊社はTMGという会社にコールセンター機能を外注しているのですが、そこがパンクしてしまい、各デリバリーステーションに連絡が来ないということが毎日のようにあります。また、再配達の連絡もTMGから配信されるのですが、再配達時間の終了10分前に来たりするので対応しきれないというのが実情です。

    ―― 編集部内でも「終日家にいたのに、日付が変わってから『不在のため持ち帰った』というメールが来た」といった声がありました。

    Aさん:十分あり得ると思います。例えば建物名が書いてなかったり、分かりにくい場所に家があったりすると、ドライバーによってはすぐに住所不定で持ち帰ってしまうことがあります。また配送時間があまりにも遅くなった場合、訪問せずに持ち帰る事例もあります。

    ―― 現場から見て、他にどんなトラブルがありましたか。

    Aさん:やはりどうしても配送しきれないケースが発生してしまいます。弊社の配送対応時間は22時までですが、それでも配送できない場合は上から「24時を越えても配送しろ」と指示が来たこともあります。また、それでもダメな場合は電話連絡を行い、出ない場合は不在票のみを投函して、不在扱いで持ち帰ったりしています。

    ―― 指定日に届けられなかった場合、Amazonから配送会社側に何かペナルティーや勧告などはあったりするのでしょうか。

    Aさん:Amazon側からは特にペナルティーなどはありません。

    ―― ネット上では、ヤマトが当日配送から撤退(関連:日経新聞の報道)したのも原因ではないかとも言われていますが、実際に影響はありますか。

    Aさん:確かに目に見えて荷物が増えましたね。ヤマト以上の配達範囲をヤマト以下の配達人数(1〜2人)で行っていますので、遅延が出るのは当たり前の環境です。

    ―― その後何か対策などは行われましたか。

    Aさん:特に動きはありません。弊社は「限界まで配送しろ」という指示に変わっただけです。

    ―― アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「現在は解消した」とコメントしていましたが、解消したという実感はありますか。

    Aさん:残念ながら解消された印象は受けません。具体的な策を講じたわけでもないので、従来と変わっていないのではと思います。

    ―― ちょうど「デリバリープロパイダの中の者だが人手不足で配送の現場はもうヤバイ」という匿名のエントリが話題になっていましたが、これを見てどう感じましたか。

    Aさん:まさにここに書いてある通りだと思いました。社風など異なる部分もありますが、労働環境が劣悪という点ではまったく同じです。デリバリーステーションに所属している社員は、8時に出社して終業は28時というのが基本的な労働時間です。そのようなセンターが高品質なサービスを提供できるわけがありません。物の流れの上流であるセンターがそんな環境では遅延やトラブルが起きるのは当然ですし、防ぎようもないと思っています。

    ―― 最後に、現状について率直な思いをお聞かせいただけますか。

    Aさん:大手企業でさえ撤退するような事業を、地域の中規模運送会社が行うのはやはり無理があります。今の運営は遅配ありきの運用であって、決して利用者のためにはなっていません。上層部は「なぜ運べないのか」と言いますが、配送に携わっている人間は毎日毎日、汗だくになって配送しています。それでも何ら良い方向に転がっていかない現状をとても歯がゆく思います。

    配送センター勤務、Bさんの声 「Amazon側に原因がある場合も」

     次に、Amazonの「フルフィルメントセンター」(FC:倉庫兼配送センターのようなもの)で働くBさん(仮名)にお話をうかがいました。Bさんの業務は、デリバリープロバイダへと荷物が送られるよりもさらに“前段階”にあたる部分ですが、Bさんによれは、今回の問題はデリバリープロバイダだけに原因があるわけではなく、もっと根深いものだと言います。

    ―― デリバリープロバイダの仕組み自体は以前からあったのでしょうか。

    Bさん:似たような仕組みが「ローカルキャリア」という名称で存在していました。大手運輸会社の負担を減らすために、FC近辺あての当日便や、通常便の一部を地域の中小運輸会社に振り分けるというものです。ただ、振り分け率はヤマトや日本郵便などと比べて圧倒的に少なく、事実上失敗と言えました。デリバリープロパイダの導入でローカルキャリアは廃止されましたが、TMGだけがデリバリープロパイダに組み込まれる形で存続しています。

    ―― なぜ最近になって問題が表面化しているのでしょうか。

    Bさん:直接の要因はやはり、ヤマトの当日便撤退でしょう。そもそもAmazonの物量があまりにも多すぎるのです。私が勤務しているFCだけでも1日数万件〜数十万件という注文を処理しています。今まではヤマトや日本郵便が膨大な物量のほとんどを黙って処理していたため、問題が表面化することもありませんでした。

    ―― 配送遅延や再配達依頼ができないといったトラブルが話題になっていましたが、実際にそういったことはあるのでしょうか。

    Bさん:配達遅延はよくあります。再配達依頼ができないというのは、運輸側の人間ではないため詳細は分かりません。

    ―― こうしたトラブルはなぜ起こっているのでしょうか。

    Bさん:デリバリープロバイダが特に問題視されていますが、Amazon側に原因がある場合もあります。その一例が、先のプライムデーや年末の繁忙期などに多く見られる“出荷遅延”です。膨大な物量ゆえにFC側の処理(ピッキング〜梱包、出荷)が間に合わなかったり、機材・システムトラブルなどが原因で、出荷期限(翌日の午前中に届けるには前日18時までに出荷しなければならない、など)を守れなかったりといったケースが多々あります。そうなると、荷物を運輸会社へと引き渡す時間が遅れ、当然ながら配達も間に合わないという負の連鎖が起きてしまいます。実際、自分自身も消費者側として、この手の配達遅延に当たってしまったことがあります。その時はセールの真っ最中で、私が働いているFCでも大規模な出荷遅延が発生していました。

    ―― 現場で働いていて、他に問題に感じた点などはありましたか。

    Bさん:自分が特に感じたのは、“Amazonの協力会社への無責任さ”です。配達遅延に関しても、明らかにAmazon側に非があるケース(出荷期限ギリギリになって大量の荷物を出荷し、仕分け業者が時間内に仕分けきれないなど)であっても、「自分たちはちゃんと時間内に完了したから」の一点張りで、協力会社に罪をなすりつけようとします。こういう体質になってしまったのは、絶対に破ることのできない“出荷期限”が多数存在することが原因であると自分は考えています。

    ―― その後何か対策や体制改善などは行われましたか。

    Bさん:ヤマトの当日便撤退が報道された時、自分は当日便からの撤退、あるいは縮小を期待していたのですが、Amazonの答えは「ヤマトがダメなら他を使おう!」でした。これが今回の「デリバリープロパイダ」開始につながります。そもそも当日便なんて本当にその日にならないと物量が分かりませんから、FC側も運輸会社側も仕事量を予測できません。根本的な解決はなされていないと言っていいでしょう。

    ―― 「デリバリープロパイダの中の者だが人手不足で配送の現場はもうヤバイ」というエントリを読んで、どう感じましたか。

    Bさん:あ然としたのと同時に、自分のいる会社のしていることに腹が立ちました。Amazon自体はめちゃくちゃもうけているのに、そのAmazonを支えている会社はこんなに苦しい思いをしているのかと。ネット通販=配送料無料、注文すればすぐ届くのが当たり前……こういうイメージを創り上げてしまったことが、今回のような事態を招いてしまったのだと思います。しかし、Amazonとしてはそのイメージこそがブランド力ともいえるので、なかなか手放せないところなのでしょう。

    ―― 労働環境について不満はありますか。

    Bさん:自分はあくまでもAmazon直雇用のスタッフなので、FC勤務のAmazon社員の労働環境についてお話させていただきます。まず、Amazonそのもので言えば、労働基準法に違反するようなことは本当に一切ありません。どうしても残業が必要な場合であればちゃんと残業代は出ますし、激務に見合った諸手当や福利厚生(社員割引、ドリンク無料など)は充実しています。ただ、現場の実情で言うと、やはりその限りではありません。特に顕著なのは“悪化”です。

    ―― 例えばどのように変わりましたか。

    Bさん:これもやはり、物量の増加が関係しています。1時間だった昼休憩時間が45分になったり、物量によっては15分も取れない場合があったり。入社時に月1回(4連勤で1セット)という契約だった夜勤も、物量の増加によって追い付かなくなり、月2回に増えたりしています。もちろん、運輸会社さんに比べたらはるかにマシであることは十分承知しています。FCの人間から運輸会社まで、本当に誰1人として得をしていないというのが実情ですね。

    「配送料無料、注文すればすぐ届くのが当たり前」をいつまで維持できるか

     質問の中でも触れましたが、この取材の少し前に、はてな匿名ダイアリーに「デリバリープロパイダの中の者だが人手不足で配送の現場はもうヤバイ」という匿名エントリが投稿され、大きな話題になっていました。

     はてな匿名ダイアリーの内容は以下のようなもの。立場は多少違いますが、大筋ではAさん、Bさんから聞いた内容と合致しています。

    ・これまで無茶な即日配送をこなせてきたのはヤマトだからこそ。一般的な配送業者が同じサービスを提供するのは不可能

    ・ミスやトラブルは日常茶飯事だが、クレーム電話すら受けられないほど人手不足

    ・Amazonは外注任せにせず、自社の配送業者を作り、まともな労働環境とヤマトレベルのサービスを提供してほしい etc.

     先日のプライムデーでも、Twitterではデリバリープロバイダ問題について不安視する声が多く見られました。「ネット通販=配送料無料、注文すればすぐ届くのが当たり前」というイメージを今後も維持できるかどうか、Amazonの地力が試されています。



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【Amazon“デリバリープロバイダ”問題、ヤマト撤退で現場は破綻寸前 「遅延が出て当たり前」「8時に出勤して終業は28時」】の続きを読む


    (c)鈴木七絵/文藝春秋
    文春オンライン

    植田まさし、70歳。「コボちゃん」「かりあげクン」「フリテンくん」、そしてこの夏「おとぼけ部長代理」としてリニューアルした「おとぼけ課長」などの作品で、日本の4コマ漫画界の先頭を走り続ける「巨匠」である。前回に続くインタビューの後編では、日本が4コマ漫画に沸いた時代の回想から、「独特」と語る漫画技法の話、なぜ中小企業のサラリーマンを描き続けるのかまでを、じっくりと語っていただいた。

    初めて明かす、おとぼけ課長のモデルになった人物

    ―― 6月に「おとぼけ課長」が連載開始から36年、初めての昇進で話題になりました。タイトルも「おとぼけ部長代理」と装いも新たになりましたが、またなんでこのタイミングで出世したんですか?

    植田 まあ、出版社側が何かテコ入れしたいってことでそうなったんですよ。「総理の意向」ならぬ「版元の意向」(笑)。「コボちゃん」は2009年の10月14日の回(連載第9764回)で、コボが兄になることがわかって大きく展開したでしょう。「かりあげクン」は、いまJRでずいぶん使ってくれていて目立っているでしょう。あれ、いろんなバージョン描かなきゃなんないから大変なんだけど。なので、そろそろ「おとぼけ課長」もどうにかしようか、って流れになったんですよね。

     でも昔、おとぼけ課長がそのまんま出世もせず、課長のまま会社を辞める話を描いてるんですよ、特別編みたいので。

    ―― ええっ! 

    植田 だから部長代理って言っても、課長のまま「代理」を務めてますよ、という設定なんです。そうじゃないと、辻褄が合わなくなっちゃうから(笑)。

    ―― 「おとぼけ課長」は『まんがタイム』創刊時からの連載ですよね?

    植田 そうです。で、おとぼけ課長のモデルはこの雑誌の初代編集長なんですよ。ヒゲとったらそっくり。古島當夫(ふるしま・まさお)さんといって、私より4つくらい年上でした。おとぼけ課長の下の名前が、今回初めて出たでしょう? おとぼけまさおって。これ、古島さんからそのままいただいたんです。

    ―― また秘話が出てきましたね。

    植田 古島さんが編集長をした『まんがタイム』は、4コマ漫画だけ載せた初めての雑誌なんじゃないかな。「4コマ誌をやりたい」と言うんだけど、私なんか「えー、何言ってんの?」みたいな感じだったんだよね、全然ピンと来なくて(笑)。

    ―― ご自身は4コマ漫画家なのに(笑)。

    植田 そう。でも4コマだけの雑誌なんて考えられなかったからなあ。「そんなの作ったって売れないですよ」って言ったんだけど「いやぁ、でも作ろうと思うんだよ」って。確かにその頃、81年ごろは4コマブームだったんですよ。いしいひさいちさんの「がんばれ!! タブチくん!!」が大きかったと思う。4コマで何ページも描けるんだぞって開拓してくれたところがあるから。出版社にも4コマの持ち込みが増えていて、それなりの手応えはあったんだろうと思います。

    明石家さんまが「のんき君」を演じた

    ―― 『まんがタイム』の表紙って、今までずっと「おとぼけ課長」なんですか?

    植田 そうです、ずーーっとなんです。4コマ雑誌、作ってもらってよかったと今では思いますよ(笑)。

    ―― ブームだったこともあり、先生の作品もドラマ化されたりもしていますよね。自分でご覧になったりもしましたか?

    植田 そりゃ見ますよ。「のんき君」は明石家さんまさんが主演。フジテレビの月曜ドラマランドっていう枠じゃなかったかな。あと「キップくん」は前川清さん(笑)。それから「まさし君」が風見しんごさんで、「すっから母さん」は西田敏行さんね。

    ―― 「おとぼけ部長代理」は誰に演じてほしいですか?

    植田 難しいなあ……。ヒゲが似合う人……、誰でもできそうだけどね(笑)。おとぼけ課長はモデルがいたけど、ほとんどのモデルは自分自身なんです。というのは、私の描く主人公のタイプは大きく分けて2つ。かりあげクンみたいな「黙って何かを仕掛けるタイプ」と、おとぼけ課長みたいに「何かをやって失敗するタイプ」です。これって自分の中にある両面性なんですよね。

    ライバルなんていなかった、全部参考にしてたから

    ―― 82年に「文藝春秋漫画賞」を受賞された時、選考委員の漫画家・加藤芳郎さんが選評で「『絵』はやがて必ずうまくなると信じている」と植田先生にエールを送っています。デビュー当時から現在までを振り返って、ご自身の画についてはどう思っているんでしょうか?

    植田 いやほんと、いまだに自分は素人って感じがしてます。謙遜でもなんでもなく。特に昔の画を見ると恥ずかしくて……。

    ―― このお話の流れで大変恐縮なんですが、たとえば「かりあげクン」の第1巻と最近のものでは、この鼻の下の長さがけっこう変わってきていますよね。意識的に変えてきたものなのでしょうか?

    植田 (第1巻を手にしながら)これなんて、たくさん描き始めてから4、5年も経ってない頃の画だよね。やっぱり、段々、徐々に修正されていくんですよ、自分でもわからないうちに無意識に。私は誰かのプロダクションでアシスタントしていたわけでもないし、日々描くことが絵の勉強だったんです。誰かの漫画を見ては、「あ、こうやって描くのか」「なるほど人間の体の重心がこうだから、形はこう変えればいいのか」って具合で。見よう見まね。参考にしていた人は、その頃一緒に描いていた漫画家全員ですから、ライバルなんていなかった(笑)。

    ―― そんな植田先生の画風に影響を受けた漫画家の一人に田中しょうさんがいます。田中さんとはお会いしたことあるんですか?

    植田 田中さんは直接、私に「植田さんの真似をしています。手本にしています」って言ってくれました。あの人はもともと、読売新聞で政治漫画描いていた牧野圭一さんのお弟子さんで、少女漫画を描いていたんですよね。だから、田中さんのほうが、私よりずっと画がうまいですよ。

    ―― 先生から見て、どんなところが「うまい」んですか?

    植田 線がちゃんと引けてます。丸にしても四角にしても、ブレない。私なんか、けっこうブレちゃうんですよ。

    「ピエーッ」「ンモー」の謎

    ―― 植田先生の漫画で特徴的なのが「ピエーッ」とか「ピャッ」「ンモー」といった、独特の悲鳴とか感情表現の言葉です。この発想というのはどこから来ているんでしょう?

    植田 やっぱりね、素人なるがゆえですよ。表現の仕方が、漫画の勉強をしてきた人とは違うんでしょうね。普通だったら「キャー」とかなわけでしょ。画の話に戻るけど、たとえば日本の漫画の手の形って、ディズニーから影響を受けた手塚(治虫)さんの技法が主流なんですよ。でも私の場合、手塚さんの漫画さえロクに読まずにデビューしたもんだから、それがない。ササササッて描いてピッ。

     何年か前に中学生が職場訪問みたいなので、ここに来たことがあるんです。そしたらね、「植田先生の画はすっごく独特だと思います」って言うの。エーッ、自分じゃ独特なんて思ってないんだけど、言われてみれば、って感じで(笑)。

    ―― いま連載は何本お持ちなんですか?

    植田 月刊誌が3本、週刊誌が1本、それと新聞ですね。1年で1100本くらい4コマを描いていることになります。1日あたり平均して2、3本ってところかな。

    ―― いやあすごい……。アイデアがよく枯渇しませんね。

    植田 昔からアイデアの方ばかり先行して、画が全然ついていかなかったんですよ(笑)。

    ―― 文春漫画賞受賞の弁で、先生がこんなこと仰ってるんです。「文春漫画賞は芥川賞的な漫画賞だ。僕は直木賞的な漫画家だから、とれないと思っていた」。これって、どういう意味なんでしょうか?

    植田 どっちかというと、私の漫画は通俗って感じでしょ。芸術性みたいなものはない。去年、「かりあげクン」で日本漫画家協会賞大賞をいただいたんですけど、これも意外でした。この賞も、芥川賞っぽい性質だから。今年はつげ義春さんが受賞されてたでしょう。

    ―― つげさんとはお会いになったこと、ありますか?

    植田 あまり表に出てこられない方ですよね。もちろん会ったことはないんですよ。いま漫画家協会の理事やっているから矢口高雄さん、松本零士さん、里中満智子さん、森田拳次さんとかにはお会いするんですけど、ほとんど漫画家とのお付き合いはないですね。

    ―― 新聞4コマつながりで、東海林さだおさんとは?

    植田 特にないんですけど、東海林さんは15コマくらいの長めのものもお描きになるからすごいですよね。

    ―― やはり4コマと、それ以上長いものとは方法が全然違うわけですか。

    植田 作家の精神状態が違うんだと思います。4コマの人は短気。私はおっとりしているように見えるかもしれませんけど、内側じゃ短気でね、即断即決タイプなんです。ストーリーを描く人は、何回か山を作って最後に落とす流れを作らなきゃならないでしょ。頭の中は全然違うと思うんです。

    大多数の「変わらないもの」を描き続けている

    ―― 先生は4コマ目から考えると聞いたことがあります。

    植田 そうですね。まず純然たるアイデア。それも機械的というか、物理的なアイデアですね。シチュエーションを考えるんじゃなくて、コップとかテーブルとか、実体のあるものを仕掛けにしたアイデアを考える。

    ―― 最近の4コマ誌には「萌え4コマ」が増えましたが、先生はどうお感じになっていますか?

    植田 パッとしたオチがないんですよね。それは物理的なオチじゃなくて、状況オチに頼っているからだと思うんですよ。「こうだよね」「うん、そうだよね」っていう連帯意識の中での、その場の空気オチっていうのかな……、具体的なオチへの期待感がないんですよ。結局それはキャラクターに頼っているということで、キャラ頼りの漫画って長続きしないと思うんです。

    ―― そうした中で、植田先生の漫画が長続きしている理由って、何だと思われますか?

    植田 うーん……。変わらないものを、通俗的に描き続けているからでしょうか。

    ―― デビュー以降、サラリーマン漫画を描き続けてこられるなかで「企業戦士」から「ゆとり世代」と、日本のサラリーマン像もずいぶん変わったと思います。会社という組織自体も大きく変わって、それこそ「働き方改革」とか「フリーアドレス」とかはまさに現代性の一つの象徴ですよね。こういう現象は作品に投影したりはしないですか?

    植田 よく、作品の中に現代性を反映させないんですか? とか聞かれるんですけど、現代性って変わりやすいからね。どこ座ってもいいよ、とか、プレミアムフライデーだとか、そういうのって余裕のある会社だけのことじゃないですか? 大変なところなんて、金曜日早退きしてられないですよ。要するに丸の内とか大手町に勤めている人と、神田とか新橋に勤めている人の違いって大きくなっているんじゃないかなと思います。かりあげ正太やおとぼけまさおが勤めているのは、いわば「フツー」の会社だから「旧態依然」のまま。私は、その大多数の「変わらないもの」を描き続けているんだと思っています。

    「おとぼけ課長」はすぐ家に帰る

    ―― 「おとぼけ課長」連載開始の2年後、83年に、弘兼憲史さんの「課長 島耕作」がスタートします。あちらはどんどん出世して会長にまで上り詰めたのに比べると、おとぼけ課長の変わらなさは際立っていますね(笑)。

    植田 あっちは一流企業の初芝電器で、こっちは芳文商事っていう中小企業(笑)。まあ、低いほうにずっと目を注いできた感じはありますね。あと、家族です。「おとぼけ課長」はすぐ家に帰るんですよ。仕事より家庭が主軸なんです。

    ―― 確かに。年頃の娘もいますけど、家族みんな仲良しですもんね。

    植田 こういう家庭がいいよな、っていう理想像を描き続けることには意識的かもしれません。リアルな現代の家族像を描く漫画もたくさんあると思いますけど、やっぱり「いい家族」をずっと描き続けたい。長続きするものって、だいたいそうだと思うんですけど「いいもの」なんですよ。「いい漫画」「いい役者」「いい企業」。「うまい役者」「稼ぐ企業」って、それはそれで褒め言葉かもしれないけど、それって現在を言い表しているだけじゃないかって気がするんですよね。それよりは、「いい」という状態をキープしていたい。

    ―― 先生、その「いい漫画」が生まれる仕事場にお邪魔してみたいのですが、拝見してもよろしいでしょうか?

    植田 ああ、いいですよ。ご案内しましょう。

    #3につづく

    うえだ・まさし/1947年、東京生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。82年、第28回文藝春秋漫画賞。2016年、日本漫画家協会賞大賞。作品に「コボちゃん」「かりあげクン」「おとぼけ課長(現・おとぼけ部長代理)」「フリテンくん」など。現在も年間1100本余りの四コマ作品を描き続ける。

    写真=鈴木七絵/文藝春秋

    (「文春オンライン」編集部)



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    【「おとぼけ課長」にあって「課長 島耕作」にないもの “4コマ漫画の巨匠”植田まさしロングインタビュー #2】の続きを読む



    こちらもおすすめ!


    このページのトップヘ